早稲田生って馬鹿ばかりって思ってる君へ

早稲田大学公認イベント企画サークルqoon(クーン)の新歓用ブログです。

飲み込んだ声は、もう出せない

 

櫻井翔になりたいガールですこんばんは

 

 

えっと、いろんな話をするので嵐とゆずと秋元康への批判を聞きたくない人は回れ右してください!

 

 

康と防弾少年団の件、なんか、こう、すごい感動しました(語彙力

 

そういう声はTwitterでたくさん見たけど、正直もう決まったことだし、、、ねぇ、、、みたいなのを感じてた。

やーー、ほんとに変わるんだね。すごい。

 

で、私この件が妙に引っかかってて。なんでこんなに気になるんだろう。どうして?なんで?私が男性アイドルのファンだから?日本の老舗アイドル事務所のファンだから??このざわざわはなんだろ、、ってずっと思ってて。

とりあえず「もし自担がこういうことになったらどうするんだろ...。」って仮想状況を考えて、全然想像できないけど、多分、私は声を上げられないだろうなって。

いつもネガティブになりそうなことはSNSに書かないって決めてるし。(好きな人のマーケティングとかに響いたらいやだから)

 

 

ここでふとさっき気づいた

 

 

例えば、じゃなくて似た経験あったじゃん!!!経験してた!!!

 

そして声なんか1ミリも上げなかった。

 

 

 

今年の頭。ゆずの「ガイコクジンノトモダチ」という曲が話題になった。

私はゆず、別に嫌いじゃなかった(最近主語がデカいなという印象はあったけど)

でもこの一曲で、ゆずへの信頼はなくなった。

 

今年の夏、嵐はゆずとコラボした。北川さんの作詞。

甲子園のタイアップソングだった。

 

私はなんとなく嫌だった。どうして?どうしてゆずなの?って。

一方で、運営の構想もすぐにわかった。さわやか国民的グループ嵐とさわやかな曲調のゆず。そして、青春というさわやかながら「感動」を巻き起こす国民的イベント。

ぴったりだった。見た目は。

 

だからSNSで文句なんか言わなかった。

どうしてゆず?なんて。

自担のネガキャンなんかしちゃいけない。いやなら買わなきゃいい。

 

 

タイアップが甲子園なのも、Mステのパフォーマンスも、正直嫌だった。

甲子園はこのクソ暑いなかやるの本気か?って感じだし、このシステムで部活で搾取されてない?確かにキラキラしてるけど、ちゃんと批判して改善しなきゃいけないとこあるくない?しかも女子は入れないんだよ??って。

 

Mステは、甲子園球場からの中継だった。

甲子園のCMみたいに(あれもすごい嫌いだったんだけど)制服の女の子がスカート振り乱して踊ってた。嵐の後ろで。

これはCMの方。


フルバージョン【朝日新聞公式】第100回全国高校野球選手権記念大会「ダンス」篇

(あれ違うマウントなんだっけ?ちゃんと調べてないけどテレビ放送を見る限りは)女の子が入れないはずのグラウンドに、「踊る」という目的なら入れた。

野球は男の子しかできないのに、「青春」を表現するためのバックダンサーは女の子だらけだった。

女の子は悪くないよ。ダンス大会で優勝した実力あるチームのダンスは素晴らしかった。でも、画面はやっぱりなんかちょっと気持ち悪かったよ。制服を着た女の子が、スカート振り乱して野球場で踊ってるのは。

 

知ってる。すごい、素晴らしい演出だった、って。

「青春」を表現するにぴったりなブラスバンドと高校生のダンス。

甲子園からの中継も、カット割りもかなり凝ってた。そもそも甲子園借りられるのがすごいこと。

 

 

だから全部飲み込んだ。アイドルに政治を持ち込む私がおかしいですね、って。

 

 

 

今回のBTS秋元康の件はね、それを思い出させた。だからぞわぞわした。

何より私が苦しかったのは、今年の夏のことなのに私はもう忘れかけてた。

忘れた方が楽だからね。

 

で、その時飲み込んだ声は、もう出せない。

今言っても、もう、あの時出すはずの声じゃない。

今書いてるのはごまかしでしかない。

 

 

 

 

だから、ほんとに、ほんとに、韓国のファンのみなさんを尊敬します。

今日は外泊という映画を見てきました。韓国の非正規労働者の女性の労働運動を描いたドキュメンタリーです。

今日、ろうそくデモで歌う人々の動画を見ました。

なんつーか、ほんとに、かっこいいし、素晴らしいと思いました。

ちな、この「明日へ」は「外泊」と同じ問題を商業映画で描いてるらしい。

 

明日へ(字幕版)

明日へ(字幕版)

 

 

 

話逸れたけど。

 

今回の件ですごいエンパワーされたから、次は飲み込まないでいられるだろうか。

難しいけど、やれたらいいな、とは思う。

私は、社会運動をしてるし、個人的なことやエンターテインメントはものすごい政治的と思うから、怖いけど、声をあげたいな、あげなきゃな、と思い直した今日でした。